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【OBSを用いたニコニコ生放送設定】

ニコニコ生放送は、枠毎にデータ送信先URL、ストリームキーが異なります。
つまり枠が変わる度に、入力し直さないといけません。 ゲームプレイ中などに、そういった事は難しいでしょう。


それらを自動化し、OBSでニコ生を行う方法を解説します。
(解像度、ビットレートなど映像品質については解説していないので、別途ご確認ください)

使用ツール

OBSのほか3つのツールが必要になります。
※読み上げをしないなら、棒読みちゃんは不要です。
※Twitter通知をしないなら、アンコついったぁは不要です。

◆簡易ランチャー
ユーザ作成のプラグインで、少し判りにくいですが、ここの掲示板で配布されています。ニコニコミュニティ:co235502
取得したanko2StartupLauncher.dllを、pluginフォルダに移してください。

◆アンコついったぁ
アンコちゃんに同梱されていますが、使用可能にはなっていません。
plugins_plusフォルダのankoTwitter2.dllを、pluginsフォルダに移してください。

OBSの設定

OBSutilを用いる場合、
エンコード、放送設定は自動で入力される為、特に設定の必要はありません。

エンコードは、サウンドのビットレートのみ設定しておきましょう。
OBSutilが、それを加味した上で、ビデオのビットレートを設定してくれます

(また、ニコ生は時間によって合計ビットレートが変わりますが、OBSutilはそれも考慮してくれます。)


ビデオを、自身の配信にあわせて設定してください。
ちなみに、 となっています。


やります!アンコちゃんで、枠取りの自動化

アンコちゃんで、自動枠取りの設定します

「自動枠取り(W)」を選択します。


生成する枠の情報を入力しておきます。


OKを押下して設定完了です。
配信する際には、「枠取り開始」を押下で開始します。

OBSutilで、OBSのニコ生枠変更対応

OBSutilで、OBSを枠変更に対応させます。

OBSutilを立ち上げ、ブラウザ選択を押下


ニコニコ動画にログインしているブラウザを選択。


設定は以上です。
これでOBSutilは、ワンボタンでニコ生の配信設定をOBSに反映してくれます。

これだけでは、やはり手動操作なので、
自動でOBSutilを動かしたいと思います。

やります!アンコちゃんで、OBSutilの自動起動

アンコちゃんのプラグインである簡易ランチャーを用い、
配信枠開始時・終了時に、自動でOBSutilを起動、OBS設定を更新させます。

「プラグインを使用する(1)」をクリックで、プラグイン一覧がその下に表示、
簡易ランチャーが追加されていると、一覧に出てくるので選択します。


以下の様に、OBSutilフォルダのexeファイルを指定します


後は、「自動開始」にチェックを入れ、「開始」を押下し、ウィンドウを閉じます。


以上で、「(動作中)」と表示されるかと思います。


これで配信枠開始時・終了時にOBSutilが自動的に起動されます。

やります!アンコちゃんで、コメントの読み上げ

アンコちゃんと、棒読みちゃんを連携させる事で、コメント読み上げを行います。

まず、棒読みちゃんを起動し、声質や辞書登録など好みの設定をしておきましょう。
それ以外、棒読みちゃんで設定しておく事はありません。


次に、アンコちゃん側で、棒読みちゃんの連携設定をします。
連動設定が予め用意されているので簡単です。

「棒読みちゃん連携(V)」を選択します


棒読みちゃん連動欄に、棒読みちゃんのexeファイル(BouyomiChan.exe)の場所を入力します。
棒読みちゃんが起動中であれば、すぐ下のボタンで自動入力してくれます


設定は以上です、これでコメントを読み上げてくれます。

配信開始をツイートで知らせる

アンコちゃんのプラグインであるアンコついったぁを用い、
配信開始時に自動的にツイートで知らせるようにします。

追加されていればプラグイン一覧に表示されるはずなので、それを選択します。


認証ボタンを押下。
そこでツイッター連携の承認を行い、PINコードを入力します。
最後に適用ボタンを押下して完了です。


設定が完了すれば、「(ログインOK)」が表示されます。


配信開始手順

実際に使用する際の手順を記載しておきます。

まずOBSを立ち上げ、画面の取り込み準備をしておきます。


次に、アンコちゃんを起動、自動枠取りを開きます。
ここで、次枠予約のチェックは保存されていないので、複数枠配信するならばチェック。
枠取り開始を押下し、配信を開始します。


OBSutilや棒読みちゃんは、適宜起動されるので、こちらで起動する必要はありません。

参考記事

OBSをニコ生で便利に使う … OBS・ニコ生連動はほとんどここ参考にさせてもらいました。